犬の心不全を知る
色々な原因から起こる心臓病
心不全の症状
心不全の症状はその時関係している他の病気や、心不全の重さによりさまざま。
最初に気づきやすいのが、呼吸困難やせきなどの目に見える症状。
呼吸困難の症状も運動後に出るものから、安静にしている時に出るものまであります。
また、舌や口の中の粘膜などが紫色になり、チアノーゼという症状が出る事もあります。
この他、腹水が溜まったり、四肢の先に浮腫が出る事もあります
心不全の原因
心不全とは特定の病気を指すのではなく、心臓が血液を正常に送り出せないために起こるさまざまな異常が起こることをまとめた言葉です。
したがって、その時の病気の内容により原因もいろいろと考えられます。
心臓の弁の異常、フィラリア症によるもの、心臓の筋肉の異常といろいろと考えられます。
心不全の予防・診断・治療
診断
心不全の特徴的な症状を見たり、全身の一般検査をもとにして、心不全であることを診断できます。
また、いくつかのかさなった原因から起こる場合は、心電図検査、Ｘ線検査血液検査が必要になる時もあります。
治療
心不全の原因となる病気に応じた治療が必要になります。強心剤や利尿剤などを中心にした内科内科治療を行います。
症状が安定するまでに一定の期間、または一生薬を飲まなければいけない事もあります。
